まず、介護保険証はお手元にありますか?65歳以上の方であれば市区町村から交付されて、郵送されてきます。医療保険と違い、介護保険証がお手元にあってもすぐには介護サービスを受けることはできません。
介護保険は市区町村ごとに運営されています。手続きの方法としてはまず、①市区町村の介護保険を担当する窓口に申請をする必要があります。その際、介護保険証を必ず持参する必要があります。
②窓口では、基本チェックリストという『はい・いいえ』で答える25項目の質問を答えていただきその人に必要なサービスを選ぶ目安になります。
③介護保険申請の際、普段受診している病院の医師の意見書が必要となりますが、通常は市区町村から依頼をします。
④そして要介護認定を受けるために、市区町村の担当者(訪問調査員)が自宅に訪問し話を伺います。要介護認定とは、その人が介護を必要としている状態にあるかどうかを判断して援助を必要とする度合い(要介護度)を『要介護1~5、要支援1,2』を決定します。度合いによって利用できるサービスの量が変わります。調査員が自宅に訪問した時には家族の方も一緒に付き添うと良いでしょう。
⑤申請後、約1ヵ月で要介護認定の結果通知が届きます。